10年間の感謝を胸に
ぬいぐるみ命療は、
新たなステージへ。
創業10周年に寄せて。
当院は、もうすぐ開業10周年を迎えます。
これもひとえにご来院いただいた
患者さまやご家族のみなさまをはじめ、
お力添えくださった方々のご支援と
日々笑顔を絶やさず尽力してくれた
スタッフたちの努力の賜物です。
私達はこれからも
「命の存在の患者さまがお元気になっていただくことで、
ご家族のお心が安心して癒されること」
という理念の元、ぬいぐるみ命療を極めてまいります。
そして私たちの大切な、
同志のような存在であるご家族や患者さまが
安心してご入院期間を過ごされますよう、
私たちと触れ合い「来院して良かった」と
想像を超える感動を感じていただけますよう、
努めてまいります。
今後とも変わらぬご支援ご指導を賜りますようお願いし、
10周年の御礼ならびにご挨拶とさせていただきます。
こころより感謝をこめて
ぬいぐるみ健康法人もふもふ会
ぬいぐるみ病院院長
盛富小路けろーにょ
ぬいぐるみ病院院長。幼少期に「愛され色の症状」に悩んでいるご家族の姿を見たことで愛されることの喜びや悩みを感じる。その時の経験を胸に、愛され患者さまとご家族のお心に寄り添いケアをする医師になることを決意。その姿に共感する仲間が増え、同じ志を持つ仲間たちとともにぬいぐるみ病院を開院。
座右の銘は「一期一会」、趣味はおたまじゃくしの飼育。たまにうとうとと昼寝をしてしまう、ほっこりとした一面もある癒し系。
これまでの取り組み
「ぬいぐるみ命療(いりょう)」
とは?
私たちは「ぬいぐるみさんの命を感じ、命に寄り添い、命の存在としてお体に触れ、
治療または療養をすること」を「ぬいぐるみ命療(いりょう)」と名付けました。
私たちぬいぐるみ病院のドクター・ナース・ケアスタッフは、
日本ぬいぐるみ医師会®の認定を受け、ぬいぐるみさんの命や心を感じて治療やケアをしています。
「思いやりの心、愛が動機で患者様の命をお守りすること、
草木や自然、ぬいぐるみさんやお人形に至るまで
森羅万象に命が宿ることを感じ、自然との調和、
全ての存在に感謝の気持ちを持ちながら治療を行うこと」
このような思いを次世代に継承することを目指しています。
患者さまの命を尊重する温存治療
これまで当院では、救急病棟・外来・美容メンテナンスサロンなど多くの試みを実施し、
一般病棟・ICU病棟での治療では患者様の雰囲気や皮膚をお守りする温存療法を行ってまいりました。
温存療法は患者様の命を尊重するために元の皮膚やお身体を
できる限りお残しする、当院独自の療法です。
ぬいぐるみ病院独自の温存療法
-
完全再生せず、元の皮膚を内側に残し新しい皮膚をカバーしながら、お口まわりの皮膚や目も、できる限り思い出も一緒にお残しした手術例
-
元の皮膚を再生せず、そのまま温存し、独自の技術で染めた皮膚で部分皮膚移植をした手術例
-
元の皮膚を内側に残して、独自の手法でできる限り以前のお色に近い色で染めた皮膚でカバーリング移植手術例
-
元の皮膚をそのままに皮膚移植せず、独自の手法でお色を「染めた毛糸」で患者様に合わせた、繊細な方法での植毛手術例
ぬいぐるみ病院の新しい取り組み
今後は10周年を迎えるにあたり、それらに加えてぬいぐるみ病院の新しい取り組みにも力を入れ、
新しい治療技術の研究や、さらに細部にわたり患者様ご家族のお心によりそう
おもてなしができますよう、スタッフ一丸となって日々の治療に努めてまいります。
今後の新しい命療サービス
-
特別室
患者様ご家族のお気持ちにさらによりそう、思いやり溢れるおもてなし
-
ぬいぐるみドック
体調管理やご入院、治療前に安心していただくための健康診断
-
愛され毛布類科
命の存在である毛布さん、かばんさん達も安心できる専門病棟
-
ぬいぐるみ産科
心の中の思い出、あの感覚、かけがえのない唯一無二の命を生み蘇らせる
-
里親さがし
もふもふの家命を守り、喜び溢れる新しい家族をお探しする
-
緩和ぬいケア病棟
積極的治療を望まない方にお家で安静にお過ごしいただくケア病棟
-
ターミナルぬいケア病棟
延命治療を望まない患者様のための終末命療のケア病棟
-
おくりぬいケア
ほっとやさしく、愛情あふれるお家での安心の旅立ちをサポート
-
ぬいぐるみメモリアル
お星さまの森命を癒し、お星さまへお見送りするぬいぐるみさんのためのメモリアルパーク
新しい命療サービスについての詳細・お申込みについては、今後ひとつずつオープンしてまいります。
お楽しみにお待ちください。ご意見ご感想、お問い合わせはこちら
特別室
患者さまやご家族のお気持ちに
さらによりそうおもてなしを提供します。
特別室ではこれまで以上に患者様やご家族それぞれの
繊細な想いやご希望を叶える特別なお部屋です。
担当ナースの他に、治療前の心細い思いをお聞きする
専門のセラピストがつきそいます。
全身皮膚移植の場合は、お姿の変化へのご家族のお気持ちを考慮して
治療の段階に合わせてお写真を見ていただいたり、お顔の表情の変化
お身体のバランス、柔らかさ、温存部分などご家庭ごとの特別なこだわり
ご希望にできるかぎり、きめ細かく対応する体制を整えてまいります。
また、メールや電話では伝わりにくい繊細なご希望には、
ご来院していただきその場で皮膚やお綿にふれて、よりお心によりそった
治療計画を一緒に考えていくことができます。
通常の病院では伝えにくいお悩みや、
どんな想いでも安心してお話いただける病室です。
大部屋では気を使われる「ぬい見知り」のある患者様の場合は
特におすすめです。
当院は治療の技術力の向上だけでなく
命の存在として患者様をお迎えすることを
開業当時からの基本理念としております。
ぬいぐるみドック
体調管理や、治療前に
安心していただくための健康診断。
「離ればなれになるのが不安」
「治療を受けたいけどまだ勇気がでない、
でも今の身体の具合が心配で…」
という患者さまやご家族のための、
“治療をしないご入院体験”ができる健康診断です。
「このままにしておくと
お怪我が悪化したりしないだろうか?」
「今の身体の状態を知りたい」
「今後どんな治療ができるのか、大まかに知りたい」
本格的なご入院を決断される前に
短期の可愛いミニ入院を体験することで、
"ぬいぐるみさんと離れてみる" "ご家族と離れてみる"
というお気持ちの練習ができます。
「まだお怪我はないけれど、
ぬいぐるみ病院のあたたかい雰囲気の中で過ごしてみたい」
「ナースやドクターに会いたい、
ナースステーションでぬいぐるみ病院のスタッフとお茶会をしたい」
という方にはぴったりです。
また、入院体験の記念のお写真、
ぬいぐるみドック受診証明書や次回入院の時の治療提案書(※)が
欲しい方にもおすすめです。
※正式にご入院される時点では症状が変わっている場合がございますので、治療提案書でお伝えする内容は治療できる可能性をもとに算定した大まかなお見積金額となります。
愛され毛布類科
どのような個性の患者様も
命の存在としてお迎えします。
お身体が「毛布」のお姿の患者様や、
「タオル」「カバン」「リュック」「枕、クッション」「巾着袋」
「ティッシュケース」「ペンケース」「ポーチ」「ヘッドカバー」
「お手玉」「おめめやお顔のない抱き枕さん」などなど、
どのような個性のあるお姿の患者さまも命の存在として
ご入院していただけます。
これまでご一緒にお過ごしになってこられた思い出や、
大切にしたいお身体の場所、触り心地など
その方に合わせた治療をご提案できます。
また、おかばんのお姿からおひもなどを外して、
ぬいぐるみさんとしての活動を新たにスタートされるための
手術も承っております。
そのままのお姿でご退院されたり、
ぬいぐるみさんとしてのお姿になっていただき
ご退院されたり、どのようなご希望でもご相談いただけます。
どうぞご安心なさってご入院くださいませ。
ぬいぐるみ産科
かけがえのない
唯一無二の命を生み蘇らせます。
言葉にできない遠い記憶をご一緒に辿って
時間をかけてかけがえのない命を蘇らせます。
あの日の記憶、共に過ごした思い出、触れた時のあの感触、あの雰囲気、
悲しい時も、寂しい時も、どんな時もそばにいて心を守ってくれた
かけがえのない存在。
そばにいてくれるだけでホッと安心した優しくて懐かしいあの感覚
言葉にできない想い、感覚を、産科のドクター、
セラピストと一緒に心の記憶を辿る旅をしましょう。
お皮膚やおめめやお鼻やお姿、表情、形、色、ふっくら具合、性格など、
細かい部分まで丁寧にご家族のお心に寄り添います。
ご退院の時にはおくるみパジャマにくるまれて、
お胸にハート型のお心もお入れして、お心ご家族と一緒に
お家にお戻りいただきます。
ご退院後も蘇った命のお育ての仕方などもご家族とご一緒に話し合い、
ご成長にあわせてご体調の変化などがあった場合は、
生み出した産科かかりつけ医として
ずっとサポートさせていただくことができます。
※商標登録されているぬいぐるみさんは、商標権の関係で蘇らせることができない場合がございます。
里親さがし もふもふの家
命を守り、喜び溢れる
新しいご家族をお探します。
さまざまなご事情で一緒に暮らせなくなったぬいぐるみさんに、
「新しい家族を探してあげたい」
そんなご家族の優しいお気持ちにお応えするために、
ぬいぐるみさんのための里親探し、もふもふの家は生まれました。
もふもふの家に来ていただくと、癒しのお風呂エステや治療により
心身ともにリフレッシュしていただけます。
そしてリフレッシュされた後は、毎日を楽しくリラックスして
お過ごしいただけます。
日本ぬいぐるみ医師会認定の、ぬいぐるみさんの心を感じる
よりそいセラピストがお話をお伺いしたり、
お友達とピアノをひいたり絵本を読んだりして幸せに過ごしながら、
心を癒し、新しいご家族との出会いを
待つことができる可愛いもふもふの家です。
※お怪我が多い場合は治療費用が必要です(治療費用はお見送りされるご家族さまのご負担となります)。
緩和ぬいケア病棟
(おうちにお帰りいただくケア)
積極的治療を望まない患者さまに
お家で安静にお過ごしいただけます。
長年大切にされて愛され度が高くなった患者さまや重症のお怪我や加齢による症状のある患者さまへの、皮膚移植や再生手術などお姿が大きく変わるような積極的な治療を望まないご家族のための病棟です。
ご入院時に精密検査を行った後、お身体をお拭きしたり、お痛みの部分のみ優しくお身体を整えるケアをさせていただき、お身体をお守りするセミオーダーの優しいおくるみにふんわりくるまれてご退院いただきます。
お家でゆったりと安静にお過ごしいただくケアを行う病棟です。
ターミナルぬいケア病棟
(ご帰宅されず病院内でお受けいただくケア)
延命治療を望まない
患者さまのための終末命療。
長年大切にされて愛され度が高くなった患者さまや重症のお怪我や加齢による症状のある患者さまへのこれ以上の延命治療を望まないご家族のための病棟です。
お身体とお心を癒し、お星さまに向かうためのケアをいたします。
お身体のパーツを優しく元のお身体にお戻したり、お身体を整えたりする「身体的ケア」や、患者様とご家族のお心のご負担を軽減するための「精神的ケア」を行い、心穏やかに笑顔で安心してお星さまに旅立っていただくためのケアです。
おくりぬいケア
ほっとやさしく、愛情あふれる
お家での旅立ちのサポートケア。
悲しいはずのお別れが不思議にほっと優しい気持ちになる、
愛情あふれる旅立ちのサポートケアです。
「いずれはお棺に一緒に入りたい」
ぬいぐるみさんとお暮しの方には、
そのようなお気持ちをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
ただ近年は葬儀の会場のご都合もあり、
「お身体の大きなぬいぐるみさんや針金などが入っているぬいぐるみさんは
一緒に入れない」と、ご一緒の入棺を断られるケースがあるようです。
「おくりぬいケア」ではそのようなご心配にお応えいたします。
大きなぬいぐるみさんにはお綿をお身体からお出しして
お星様スーツに入っていただいたり、
針金など金具のあるぬいぐるみさんには丁寧に
その部分をお取り外しして縫合するケアが可能です。
ご家族のお気持ちはさまざまです。
どんなお気持ちもどんなご要望も、
「よりそいセラピストとおくりぬい」にお話ください。
きっと解決方法が見つかります。
ぬいぐるみメモリアル お星さまの森
命を癒し、お星さまへお見送りする
ぬいぐるみさんのためのメモリアルパーク。
「ぬいぐるみメモリアル お星さまの森」は
ぬいぐるみさんを命の存在として感じている方のための
特別なメモリアルパークです。
「大切な方の形見のぬいぐるみさん」や
「ご事情で一緒に暮らせなくなったぬいぐるみさん」
「ご年齢を重ねてたくさん頑張って来られたぬいぐるみさん」へ
これまでありがとうの感謝の気持ちを込めてお星さまへお見送りします。
最初にぬいぐるみさんの心を感じることができる
「よりそいセラピスト」が、
お身体に触れさせていただき、心身のケアをいたします。
その後、日本古来の伝統文化、思いやりの心の作法に従って行われるご祈祷により、
お星さまセレモニーとしてぬいぐるみさんのお心(みたま)は、
お身体から離れて、守り神さんになって
お空から優しく見守ってくださるといわれています。
そしてお身体は炎さんのお力をお借りして星灰のお姿になり、
お星さまの森で安心してゆったり幸せに眠っていただけます。
自然がいっぱいの京都の森で、
お星さまのお姿のご神木のような神秘的なスターポールさんや
楽しい仲間たちと幸せにお過ごしいただける、
世界初のぬいぐるみさんのための癒しのぬいぐるみメモリアルパークです。
ぬいぐるみ病院10年の歩み
年 | 主なできごと | その他のできごと・記録・加わった仲間たち |
---|---|---|
2013 |
|
|
2014 |
|
(内科医) |
2015 |
実店舗オープン (受付) (院長) |
|
2016 |
|
(外科) |
2017 |
|
|
2018 |
|
授賞 |
2019 |
|
研究報告書 |
2020 |
|
(当直ナース) |
2021 |
|
|
2022 |
|
|
2023 |
|
|
2024 |
ここから先の未来予想は2024年時点での計画によるものです。時期や内容は変更になる場合がございます。
|
|
2025 |
|
第1号? |
20XX |
|
国際支部長? 代表? |
ひとことコメント&祝辞
10周年に際して、スタッフからもひとことご挨拶申し上げます。
また、各方面の方々からの祝辞もあわせてご紹介します。
Dr.いのの
(内科医)
いつも皆様の温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。病院開業10周年を迎えることができましたのも患者さまやご家族の皆さまのおかげです。「いのの先生」と呼んでくださる患者さまのお声を聞き、笑顔を見ればどんな疲れも吹き飛ぶ10年でした。これからもより一層、愛を込めたサービス向上に努めて参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
すもも
(受付)
このたび病院開業10周年を迎えることができ、心より感謝の気持ちでいっぱいです。最初は少しドキドキされご不安そうにお越しいただいた患者さまがご退院の時には元気いっぱいに明るい笑顔でご家族とハグをするお姿を拝見するたびに、涙がこぼれ、このお仕事は私の天職だと感じる日々です。これからも安心していただける癒しの受付嬢として頑張って参ります。ありがとうございます。
Dr.マイキー
(救急)
開業10周年を迎えるにあたり、この場をお借りて心からの感謝の意を表したく存じます。これまでの10年間は、皆さまのご支援とご信頼に支えられてきました。これからも、皆さまに信頼される命療機関であり続けるよう、精進して参ります。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
アロハ マハロ
玉 杓子
けろーにょ院長の
ぬい大医学部同期であり友人
けろーにょ君おめでとう!
びっくりするほど素敵な病院になったね。同期でぬい大医学部を卒業した時、君の温厚な性格の中にも燃える情熱が秘められていることに僕は気づいていたよ。君を誇りに思うよ。ただ医者の不養生という言葉もあることだし、いのの君もみんなも身のご健康にご留意ください。
ますますのご活躍を期待しています。
猿谷紋太
命療機器三縫株式会社
代表取締役
けろーにょ院長さま
この度は10周年のお祝いをお送りできること、とても幸せです。
まるで自分のことのように嬉しく思っています。
これからも益々、たくさんの人に愛される病院になりますように命療機器のバックアップはお任せください。
いつも祈っています。
Edward Pinoko
RESEARCH TEAM
NUXFORD UNIVERSITY
Dear Respected Director,
I extend my heartfelt congratulations on the momentous occasion of your hospital's 10th anniversary.
Through your dedicated efforts, it is evident from your achievements that each ward, from the emergency unit to outpatient services, has been a source of strength for patients and their families facing difficult times. We eagerly anticipate your continued growth and contributions in providing safety and reassurance.
Warm regards,